kの味方

人生100年時代 小心者の日常

大雨に思い出すこと

先日 九州地方に大雨を降らせた~


線状降水帯・次々と発生する積乱雲が列(線状)をなす


同じ場所を通過・停滞することで、線状に伸びた地域に

非常に強い雨が長時間連続して降り続けることになる


2022年6月1日より線状降水帯の気象情報提供を開始した

ウィキペディアより引用


~~夜中の雷雨が凄かった 猫も怖がって布団に潜り込んで来ました


小学校の夏休み 水害を経験

たぶん6年生だったかなー 当時住んでいた市営住宅でのこと
私 5歳下の弟 5歳上の兄 皆でテレビを見ていました


夕ご飯も済ませ のんびりしている感じです  母は保険の仕事をしていて
出かけていました(母子家庭)


7時ころ 外で何か騒がしい 「おーい、おーい」と数人の男たちの声
庭に面したガラス戸を開けてみました


庭が水面になっていて、下駄が浮かんでいる えーっ何?
兄がとっさに 押し入れを開けて 「下のものを上にあげろ」と...


でも もう間に合わない 私は弟を連れて公民館に避難することしました
外は道もよくわからない 膝上くらいまで水につかりながら歩きました


その時 後列の住宅を振り向いてビックリ!いつも歩いてる所に
ボートが出ていたのです


私の家は、世帯数が多い市営住宅の 1番先頭の列で 最後尾は田圃の
近くになります  田んぼに沿って用水路が流れていて 両脇には背の高い草が茂り


小学低学年の時は、その草を結んで寝床を作り 隠れ家みたくして
遊びました  その遊び場の小川が切れたのが 水害の原因と後で聞きました


元々市営住宅の土地が低くて 前列棟からだんだんに、後列棟に向かって
さらに低くなっていることもわかりました 


兄の話では、水位は見る見るうちに胸まで来たといいます
奥列の家はもっと大変だったでしょうね


私達は最終的に、小学校へ避難して一晩過ごしました 毛布の配布と菓子パン
私は何だかウキウキして不謹慎ですが 子供はそんなものだと思います


帰ってからの後かたずけは大変で とにかく水につかったものは
全部すてる所から始まります  昔は水洗トイレではなかったというのもあります
そして保健所から、 家を一軒ずつ噴霧器で 消毒をしてました


あの時団地の入り口付近に、4,5メートルくらいの川があって
大人たちは この川が切れたらと見守ってたけれど 案外 見過ごされるような
小川が危ないのかもと 子供心に感じたものでした


最後まで見ていただいて感謝してます
皆様の今日も良き日であります事を願ってます