kの味方

人生100年時代 小心者の日常

義父の13回忌

今月は、義父の13回忌法要を行うために身内で集まりました。と言っても兄弟家族ですが…
お坊さんは、甥っ子たちの通った幼稚園のお寺にお願いしました。


今回は若いお坊さんがみえて下さって、世代交代かな?今までの方も高齢になられた
だろうし…なんて思いながらお出迎えをしていました。


いつものように、お盆にお焼香の準備をして お経をあげていただいてる間に
夫から始まり 順に回してお焼香が終わりました。


義母の用意した お車代・お布施・お食事代の3枚の封筒をお盆に準備 無事に納めて
いただき今回は良かったなと ほっとしました。なぜかというと


三回忌法要の時は お衣代として、白布をお渡しするよう義母に言われ
無理に持ち帰っていただいたような記憶があったから。義母に聞いてみると


今回はその代わりに、御食事代を多く入れたからね と言ってました。すると、
(その方が お坊さんも私も断然いいよ)…と心の声が。


お経も終わり お坊さんにお茶とお菓子をだします。そして、お坊さんが
お話しくださったのは、最近の田舎のお寺事情でした。


お坊さんと言っても、頭をそっていない若者です。最近まで介護職をやりながら
たまに呼ばれて お経をあげに行くという生活をしていたそうです。


お寺の跡取りとして幼い時から お経を習いされていたそう。でも、それでは生活が
厳しい状況 過疎化の現実 お父様も他の仕事を見つけてもよいぞと言ってくれました…と


お坊さんの住む地域は、ここから車で1時間以上もかかります。お墓も荒れ果て
手入れする人がいないとお話しされてました。そのような中で 


S寺さんから声かけて下さり この様にお仕事をさせて頂いて有難い。今は、介護職を辞めて、忙しく年末には14件も仕事が入ってますとニコニコ 感謝されてました。


S寺さんも最近は、幼稚園も閉園になって経営が厳しいのかな?と勝手に判断してたけど
本業の方が忙しくなって他にも応援を求めてたのですね。


県の内外呼ばれるらしく 例え1時間以上かかっても、忙しくても、自分の仕事ができる。
今までの境遇を思えば、嬉しくて どんなに幸せなことであるか。


田舎の小さなお寺の跡取り息子さんにも、雪崩のごとく幸せが降り注がれますように。


今日も良き日でありますように 皆様の幸せ祈ります